第4週|キャリアの動き方:ドリフトと拡散

生まれた電子と正孔は、2つのしくみで動きます。電圧で動く「ドリフト」と、濃さの差で動く「拡散」。

電圧をかける=坂をつける。電子は坂を転がり、正孔は逆へ。そろって流れる=電流
電圧をかけると、材料の中に坂(電界)ができます。 電子(−)は坂を低い方へ流れ正孔(+)は反対向きに流れます。 向きは逆でも、運ぶ電気の符号も逆なので電流としては同じ向きに足し合わさります。これがドリフト(drift)です。

ポイント:電圧をかけ続けるかぎり流れ続けます(だからループ再生)。これが「電気が流れている」状態。

ドリフト

原因=電圧(坂・電界)
向き=坂に沿って。電圧を切ると止まる。

拡散

原因=濃さの差
向き=濃い→薄い。均一になると止まる。電圧は不要。
電子(−) 正孔(+)