同じOPアンプ、つなぎ方で真逆 ― 「差をゼロに保つ」か「差を勝ち負けにする」か
どちらも+入力と−入力の差を見ています。違うのは
帰還があるか
。帰還があれば差をゼロに保ち(増幅器)、無ければ差をそのまま振り切らせます(コンパレータ)。
増幅器(負帰還あり)
仮想短絡が成り立つ
シーソーを自動で水平に戻す装置
+入力 = −入力(いつも同じ高さ)
出力を−入力へ戻して、差がゼロになるよう自分で調整する
入力の差
ほぼ 0V に保たれる(仮想短絡)
帰還
負帰還(出力→−入力へ)
出力
入力に比例(利得倍)・連続的
役割
大きさを測る・増幅する
コンパレータ(帰還なし)
仮想短絡は成り立たない
バランスを取りにいかない天秤(倒れっぱなし)
どちらが高いかで +/− レールへ倒れきる
差は残ったまま。ごく小さな差でも目いっぱい振り切る
入力の差
そのまま残る(ゼロにしない)
帰還
なし(または正帰還=ヒステリシス)
出力
+レール か −レール の2値・不連続
役割
どちらが大きいか判定する